- Naoko
栞日での展示


栞日でのポップアップに来てくださった方、ありがとうございました。
東京から来てくれた友人がいたり、香港帰省中に会えた友達がいたり、感謝感激でした。
これまで主にオーダーメイドという形で活動をしてきて、ずっとこの形がベストなのだろうか…と悩んできて、それは現在進行形の悩みではあるのだけれど、
また、色々考えさせられた三日間でした。
洋服は、たかが洋服であって、究極は体を寒さ暑さ危険から守れればなんでも良いもので、
そこにプラスαの価値なんて、余裕がある人のエゴでしかない。
震災や今回の伝染病騒動のようなのっぴきならない状況があるたびに、
情熱燃やして取り組んできたはずの気持ちが一気に冷めて虚しくなったりする。
けれども、綺麗とか素敵とか、ちょっと嬉しいとか新しい視点とか、そういうものが全くなくなってしまって実用だけになったとして、それは生きてて良かったよ言えるの?とも思う。
大人になっても、親になっても、人生未だ模索中で、青臭くて中二病で嫌んなっちゃうけれど、真面目に生きていたらそんなもんなのかしらね、とも思う。
故郷松本の、素晴らしいお店栞日で、展示をさせていただいたことに感謝。
会期中静かにお店に立っていたけれど、心の中は大波高波で、震えていました。
この経験をまた次への栄養にして、進んでいきたい。